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ゆず

ゆずの収穫の時期になりました。

湯布院にはたくさんゆずの木があるので、みんな昔から今の時期には「柚子練り」をつくります。

江藤農園はたくさんあるので、きれいなものは旅館や直売所で販売して、残りの傷が多いもので柚子練りや柚餅子(ゆべし)を作ります。

材料は、ゆず、砂糖だけなのですが、完成形が家によって全く違います。

柚子の切り方、袋を入れるか否か、砂糖の入れるタイミング、ゆず酢を入れるか否か、煮る時間で本当にさまざまな柚子練りが完成します。

江藤農園はピーラーで皮をむいたあと、袋を出して、ゆず酢を絞った後に、ぜーんぶ細かく切って砂糖と一緒に煮ます。

だいたい同量の砂糖で煮るといいと言われていますが、一度に7キロとか煮るので、砂糖を7キロも入れる勇気が出ずに、いつもちょっと甘みが足りない柚子練りができます。

それを冷凍して1年を通じて食べます。

ジャムや角煮で食べきれなかったら、次の年の柚餅子の中にくるみと一緒にどんと入れます。ゆずねりも柚餅子も作ったら「おすすめの食べ方」にアップしますね。