湯布院の働き者農家ランキングは
一に、「かんちゃん」
二に、「とらちゃん」
三、四がなくて五に「めぐちゃん」 と言われています。(お義父さん談)
半世紀前のランキングですがいまだに越えるものは出てきません。
湯布院村一番の働き者の「かんちゃん」はいつもカブにのって、みんなの田んぼの水まで見てくれるいいじいちゃんでした。用水路のポンプは朝6時に動くようにタイマーがついているのに、毎日見にいってくれて、田んぼにはひえ一本ありませんでした。江藤農園の畑をみて、「ここの畑はとうもろこしが、ばされできるんじゃが~」って、よく言ってました。
「とらちゃん」はちょっと離れたところに住んでいたので、直接会うことがないままでした。
五の「めぐちゃん」は満月の夜中にひえ取りをしていたという伝説が残るなかなかすごいじいちゃんです。農家で私と一番仲良しだった奥さんもすごくて骨折を自力で治療したという伝説を持っていました。
わたしはというと、
「わたしと草ちゃんの歩いたあとは草も生えない」って言われたことがあります・・・。(雄三さん談)
「佐賀んもんが通った後には草も生えない」の県名を雄三さんが宮崎県と間違っているだけなのですが、食べられるものは全部直売所に並べてしまうことや、野菜を収穫したところはきれいに雑草を取ってしまうことが原因のようですが、もっとイケている修飾語(?)がいいなぁって思います。