旅館から「新米」と「剥いた栗」の注文がありました。
そこは保養所で板場さんが1人でやっているので、皮むきまでできないんだろうなって思って剥いた栗をよそに注文するんだけど、卸屋さんも農家も忙しくって、そこまでできないって言うもんだから、私が鬼皮までむくことに。
栗を出荷している農家さんで栗をもらい、おしゃべりしながらマイ包丁で鬼皮むいて、やばい約束の時間を1時間も遅れてしまった!っと慌てて配達していたら、一旦停止が甘かったようで、警察に止められてしまいました。
違反をしたショックより、栗を剥くための包丁を車に積んでいることにドキドキ。稲刈の途中で銃刀法違反で捕まったらどうしよう。残りの栗で、無実が証明できるのか?いや夕食の仕込みに間に合うのか?とオロオロ。
結局警察に包丁を持っていることはバレることなく、複雑なことにはならなかったのですが罰金の7000円はお米と栗の売り上げよりもはるかに高く、落ち着いて生活しようっと心に誓った1日でした。