江藤農園はふるさと納税の返礼品で野菜セットやお米をしています。
1万円の寄付の場合、お礼は3000円と決まっているので、箱代を除いた分の野菜をどんと送ります。夏野菜は単価が高いので箱が少々小さくなりますが、冬は大根、かぶ、ニンジンなどかさばるものが多く、こんなに送っては迷惑じゃないかと思いながら、「えいやぁ!」っと送ってます。その時々のおいしい野菜を入れるので、入っているリストは毎回手書きです。3回、6回、12回のコースの人は来月もあります。来月はゴボウとかこんにゃくを入れちゃおうかな。おまかせなので気が楽ですが、パクチーとかも食べるかな?って受け取る側も送る側もドキドキの返礼品です。
ちなみに白菜は箱に入りきらないので、オレンジクィーンっていうおいしい白菜がありますが、遠慮して送ってません。
大変そうなので、去年の今頃はこんなことをするなんって夢にも思ってませんでしたが、意外と楽しいです。
湯布院はすっかり寒くなって、霜が降りるようになりました。
こうなってくると朝収穫に行くと凍ってた・・・。ってことになるので、夕方になったら収穫して、調整したあと、作業場で凍らないように、大型冷蔵庫に保管するって作業を毎日しないといけません。
これが結構難しい。明日、旅館の注文がどれくらい来るのかを予測して収穫してくるんだけど、時間がないと全部をまんべんなく収穫できないので、翌日の10時ぐらいに再度収穫して、再度配達ってのをしないといけないので、大変。
今日は想定外の春菊がきたので、解凍されたころに再度収穫です。
凍らないようにしたらいいのにってよく言われますが冬野菜は寒い方が甘みがでておいしくなるので行けるとこまで行きます。
でも最後は本当に凍ります。
リービッヒの最小律の法則
「植物の成長は、必要とされている無機養分のうち最も少ないものによって決まる」ってのがありますが、江藤農園の七草の最小律の法則ってのもあります。
いつもは「ごぎょう」が最小ですが今年は野山から種を探して蒔きまくったので、今年の最小は「すずしろ」です。
普通の大根ですが、七草パックに入るサイズに育てるのがとても難しく、4段階ぐらいで植えてみたものの、大根になってしまったものや、まだカイワレぐらいしかないものなどで、今年の最小は「すずしろ」・・・。
マーボー豆腐のもとのように、豆腐だけ買えば大丈夫ってしようかな。
「七草がゆのもと」大根だけ買えば大丈夫!
「なんか、もやもやするな・・・」いよいよな時は大根をラップでくるもうかな。
今日は風が強かったので、あぜ道を歩いていたら帽子が飛んでいきました。
もうすぐ冬だってのに昼間は暑いので麦わら帽子かぶってます。
拾おうとしたら、どこにも見当たりません。最近忙しくって(年齢のせいで?)、「あれ?何しようとしてたっけ?」ってのが多いので、あれ、帽子かぶってこなかったっけ?って思ったけど、イヤイヤ、頭に帽子のあとがあるし、ってしばらく探したら用水路のマスの中にスポって入ってました・・・。
こんなに深かったんだ・・・。ってぞっとしました。
というのも、数年前背負い式の動噴の水をここの用水路で汲んでいて、欲張って25L入れて背負おうとしたらひっくり返ってマスに落ちたことがあったので、ちょっとびっくりしました。農業は命がけです!